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重曹で歯が白くなる!?気になる効果の真相とデメリットを徹底解説!

「重曹を使って歯を磨くと歯が白くなる」という噂を聞いたことはありませんか? 「歯科医院でのホワイトニングは高額だし、重曹で歯が白くなるなら自宅で歯を白くできるかも!」と思われる方も多いかと思います。手軽で安価な重曹は歯を白くする効果があると言われていますが、本当に効果的で安全なのか疑問を持つ方は多いです。そんな方のためにこの記事では、重曹についての基本的な知識、重曹を使って歯磨きすることによる効果とデメリットについてをご紹介していきます。

1.重曹の特徴とは?

重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」という物質で、人体には悪影響がないとされています。炭酸水素ナトリウム自体は自然界にも存在しており、水などで流しても生態系や環境に影響を与えることはないと考えられている物質です。

また、重曹は以下のような特徴があります。
・アルカリ性:pH値は約8.4で弱アルカリ性
・無害性:食品添加物としても使用される安全な物質
・環境への優しさ:自然に分解されるため、環境負担が低い
・多機能性:中和作用、研磨作用、軟水作用、消臭作用、吸湿作用、発泡作用がある

重曹は弱アルカリ性なので、酸を中和する作用があります。キッチンの油汚れや衣服の汚れなどは酸性の汚れなので、重曹によって取り除くことができます。
また、消臭効果もあり、体臭や酸っぱい臭いなどの酸性の臭いにはアルカリ性の重曹が効果を発揮します。
重曹の研磨作用では、頑固な汚れを取り除き、発泡作用では汚れを浮かす効果があります。また、水を軟水化することによって洗濯物の汚れを落としやすくする効果もあります。
このように重曹には様々な作用があるため、幅広い場面で使われています。

2.重曹歯磨きの効果とは?

重曹には汚れを浮かして落とす作用があり、人体に影響がないという性質があることから、「歯磨きにも使えるのでは?」と考える人もいるようです。結論をいうと、重曹で歯の表面の汚れを落とすことはできます。ここでは、重曹で歯磨きすることで期待できる効果についてご紹介します。

1:歯の表面の汚れを落とす

重曹の持つ研磨作用は、以下のような効果があり、歯の表面の黄ばみや着色汚れを落とします。
・コーヒーやタバコによる黄ばみの除去
・歯の表面の軽度な着色の改善
・歯の自然な白さの回復
重曹には歯の汚れの原因となるタンパク質を溶かし、研磨作用によって歯の表面の汚れや黄ばみを落とすことができます。表面の汚れが落ちることで、歯が白く見えるのです。その効果は表面的なものであり、ホワイトニングのように歯の内部まで白くする効果はありません。

2:虫歯を予防する

食後は、お口の中に虫歯菌のエサが多くある状態になるため、菌が多くの酸を作り出し、お口の中が酸性に傾きます。その酸によって歯が溶けだすことで虫歯になるのですが、弱アルカリ性である重曹を使うことでお口の中が中和され、歯が溶けるのを防ぐことができます。よって、重曹には虫歯を防ぐ効果があります。

3:口臭を予防する

重曹には消臭効果があります。口臭を感じるときはお口の中が酸性になっていることが多いです。アルカリ性の重曹を使うことでお口の中の酸化を防ぎ、口臭を予防することができます。

3.重曹を歯磨きに使うデメリット

ここまで重曹歯磨きの効果についてご紹介しましたが、歯の黄ばみが取れたり虫歯や口臭予防にもなるのなら、歯磨きに重曹を使いたいと感じる方もいるかもしれません。しかし、重曹を歯磨きとして使うことにはデメリットがあり、気軽に使うのはNGです。具体的にどんなデメリットや危険性があるのかを解説いたします。

1:研磨作用で歯が削れる

重曹は汚れを落とすクレンザーにも使用されているほど強い研磨作用があるため、歯磨きに使用すると歯の表面のエナメル質まで削られてしまいます。歯の表面のエナメル質が削られると、その下にある黄色味のある象牙質が見えて歯が黄ばんで見えるようになります。
また、歯が削れることで、歯の表面がざらついたり傷ついたりします。そこに汚れが溜まりやすくなり、歯の変色や虫歯になりやすくなるといったリスクも考えられます。

2:口の中の粘膜を刺激してダメージを与える

重曹はアルカリ性の物質で、油脂やたんぱく質を分解する作用があります。そのため重曹による歯磨きやうがいの頻度が高すぎたり、濃度が高すぎたりすると歯茎や喉など口の中の粘膜を刺激してダメージを与える可能性があります。
重曹による歯磨きやうがいを過剰に行ったり、濃度や量を間違えて口の中がアルカリ性に傾きすぎないように注意が必要です。

3:歯石ができやすくなる

口の中は基本的に弱酸性に保たれていますが、重曹はアルカリ性であるため、重曹で頻繁に歯磨きをすると酸性が弱まってアルカリ性に傾きます。口の中がアルカリ性になると、歯石ができやすくなり雑菌や細菌が口腔内で繁殖しやすくなります。歯石が形成されて雑菌や細菌が繁殖すると、口臭の原因になったり歯周病や虫歯につながるおそれがあります。

4:塩分の摂り過ぎにつながる

重曹にはたくさんの塩分が含まれているため、誤飲してしまった場合には大量の塩分を摂取することになります。たとえ重曹を飲み込まなかったとしても、口に入れることで粘膜から塩分は吸収されるので、歯磨きとして重曹を口に含むと塩分の過剰摂取につながるため注意が必要です。

3.歯の黄ばみを落とすならホワイトニングがおすすめ

重曹は、あくまで表面に付着した着色やタバコのヤニなどを強い研磨作用で取り除くだけなので、歯を削って傷つけるおそれがあり、逆に歯の黄ばみが悪化してしまうリスクがあります。
歯の黄ばみを落として白い歯を目指すなら、安全で効果的なホワイトニングをおすすめします。

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4.まとめ

歯科医院でのホワイトニングはハードルが高く、自宅でセルフでのケアを考える方も多くいますが、重曹を使ったケアは歯を削って傷つけるといったリスクがあるため、注意が必要です。デメリットを理解したうえで、どうしても重曹を使った歯磨きをしたい場合には、使用頻度に気を付けながら、ブラッシングの力加減に注意しゴシゴシ磨かないようにしましょう。

また、できるだけ費用を抑えつつ、かつ安全に白い歯を手に入れるならサロンでのホワイトニングがおすすめです。「ホワイトニング専門店 Brilliant」は費用もお手頃で通いやすいので、まずはお気軽にお試しになってみてください。
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