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ホワイトニングの色戻りはなぜ起こる?その理由と白さを維持するポイントをご紹介!

ホワイトニングに興味はあるけど、「すぐに色が元に戻った」「効果が長持ちしなかった」という声を聞いて、不安に感じている方はいませんか?

せっかく高額なホワイトニングをしても、すぐにまた歯が黄ばんでしまうとなると、施術を受けるのに悩んでしまいますよね。

ホワイトニングは歯を白くできる施術ですが、一定期間経過することで必ず色戻りしてきます。

この記事では、ホワイトニング後の効果の持続期間についてや、色戻りが起こる理由と白さを維持するポイントについてを詳しく解説していきます。

ホワイトニングを検討している方や、定期的にホワイトニングを受けている方はぜひ参考にしてみてください。

1.ホワイトニングが色戻りするまでの期間

ホワイトニングの効果は、残念ながら永久的ではありません。徐々に色戻りしていってしまうものです。色戻りのスピードには個人差がありますが、生活習慣や口腔内の状態によっても大きく異なります。

ホワイトニングには大きく分けて3つの種類があり、それぞれ色戻りするまでの期間の目安は以下の通りです。

1-1 オフィスホワイトニングの場合

オフィスホワイトニングが色戻りするまでの期間は、3〜6ヶ月とされています。

オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が歯科医院で行うホワイトニングで、有資格者が施術を取り扱うため高濃度の薬剤を使用できます。希望の白さによって施術回数が異なり、1回目の施術でも効果を実感しやすいのが特徴ですが、持続期間は比較的短いです。

1-2 ホームホワイトニングの場合

ホームホワイトニングが色戻りするまでの期間は、6~12ヶ月とされています。

ホームホワイトニングは歯科医院で処方されたホワイトニング剤と専用のマウスピースを用いて自分で行うホワイトニングです。薬剤の濃度が低いため効果が出るまで時間がかかりますが、オフィスホワイトニングよりも持続期間が長い傾向にあります。

1-3 デュアルホワイトニングの場合

デュアルホワイトニングが色戻りするまでの期間は、1〜2年とされています。

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した方法で、歯科医院でホワイトニングを受けた後に、自宅でホワイトニングを継続します。2つのホワイトニングの利点を兼ね備えていて、即効性があり持続期間も長いですが費用が高額になりやすいため注意が必要です。

2.ホワイトニングで色戻りする理由

一度白くした歯は、なぜ色戻りするのでしょうか。ここからは、ホワイトニングが色戻りする理由を解説します。

2-1 再石灰化によるもの

ホワイトニングには歯を漂白する効果と、エナメル質をすりガラスのように曇らせ、歯の内部にある黄色い色素を含んだ象牙質の色を透けないようにする働きがあります。

その際に歯はミネラルを失いますが、再び表面をエナメル質で覆う「再石灰化」によってミネラルが再構築され、すりガラスのようになったエナメル質が再び透明度を取り戻し、象牙質の色味が透けて見えるようになります。そのため、色が戻ったように感じられるのです。

2-2 歯に水分が戻る

ホワイトニングを行った直後は、歯の表面の水分が失われているため、乾燥によって白っぽく見えます。
しかし、施術後24時間以内には歯に水分が戻り、ペリクルという歯の保護膜が再生され、1~2段階ほど歯の色が戻ったように見えます。

ホワイトニングから2~3日経過し、少し落ち着いた色が、ホワイトニング後の本来の白さです。

2-3 白い歯に目が慣れるため

ホワイトニングで色戻りしたと感じる場合、白い状態に目が慣れた可能性も考えられます。
効果を実感して数日は歯の白さに新鮮味を感じますが、白くなった歯と一緒に過ごしていると、この白さに目が慣れてしまい「色が戻った」と感じてしまうことがあります。毎日鏡で自分の歯を見ていると元の歯がどれくらいの白さだったのかがわからなくなり、本当はあまり戻っていなくても「色が戻った」と感じてしまうのです。

すぐに色戻りしたと考えてホワイトニングを過度に行うと、歯にダメージを与えるリスクがあるため注意が必要です。

3.ホワイトニングの色戻りを早める原因

ホワイトニングは一定期間が過ぎると色戻りする特徴がありますが、一部の行動が色戻りを促進する可能性があります。ここからは、ホワイトニングの色戻りが早くなる原因を紹介します。

3-1 歯に着色しやすい食生活をしている

色の濃い飲食物を摂取する習慣がある人は、白さを維持できる期間が短くなる可能性があるため注意が必要です。
特にホワイトニング直後は飲食物の色素による影響を受けやすくなるため、着色しやすい飲食物はしばらく避けましょう。

3-2 喫煙習慣がある

タバコを吸うと、粘着性が高いタール(ヤニ)が歯に付着し着色汚れの原因物質が歯に沈着します。そのため、ホワイトニング直後でペリクルが剥がれている時だけではなく、日常的に喫煙する人も色戻りが早い傾向があります。

喫煙は歯の白さだけではなく、口内の健康にも影響を及ぼす代表的な要因とされているため注意しましょう。

4.ホワイトニング後の白さを維持するポイント

ホワイトニングを行った後は、白い状態を少しでも長く保つために以下のポイントを意識しましょう。

4-1 着色しやすい飲食物を控える

コーヒーや赤ワインなどの飲み物や、カレー、ミートソースなどの色が濃い食べ物は歯の表面に着色する原因になるため、なるべく控えたりすぐに歯磨きをしたりしましょう。
飲み物は、ストローを使用して歯に直接触れないように工夫するのも効果的です。
また、ホワイトニング直後24時間は特に歯が着色しやすい状態になっているため注意しましょう。

4-2 禁煙する

ホワイトニング後の汚れが付きやすい期間にタバコを吸うと特に色戻りが早くなるため、歯の白さを維持したい場合は禁煙するか、少なくとも量を減らすことが大切です。必要に応じて、タールを含まない電子タバコや加熱式タバコに変更するのもよいでしょう。

4-3 食後に歯磨きやうがいをする

歯の表面に食べ物や飲み物の汚れが付いたまま放置すると、色素が歯に着色汚れとして残ってしまいます。着色しやすい飲食物を完全に避けることは難しいため、口にした場合はなるべく早めに歯磨きをするように心がけましょう。

外出先や会食などでどうしても歯磨きが難しい場合は、水を飲んだりうがいをしたりするだけでも効果があります。

4-4 ホワイトニング用の歯磨き粉を使用する

手軽に白い歯を維持したいという人は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉で毎日ケアするのもおすすめです。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉は商品によって有効成分が異なるので、以下のような歯の表面の汚れを取り除く効果のある成分が含有しているものを選びましょう。 
 
 ・ポリエチレングリコール(PEG):歯についた着色汚れを浮かせて取り除く
 ・ハイドロキシアパタイト:汚れを吸着して、歯の再石灰化を促す
 ・ポリリン酸ナトリウム(EXポリリン酸):歯の汚れを取り除き、再付着を防ぐ

歯の表面に傷が付くと着色がつきやすくなるので、研磨作用の強いホワイトニング歯磨き粉を使用するのは避けましょう。

4-5 歯科医院のクリーニングを受ける

ホワイトニング後は、定期的なクリーニングを受けることで、歯の表面に蓄積した着色汚れを取り除き、白さを保つことができます。
また、クリーニングでは着色汚れの除去だけでなく、歯垢や歯石の除去も行われます。これは、虫歯や歯周病の予防にも効果的であるという大きなメリットがあります。

4-6 定期的にホワイトニングを受ける

ホワイトニングから期間が空くとどうしても歯に着色汚れがついてしまうので、ホワイトニング効果を持続させたい場合、定期的にホワイトニングを受けるのがおすすめです。

定期的にホワイトニングを受けることで、ホワイトニング効果を長持ちさせることができます。

5.まとめ

ホワイトニングの効果は残念ながら一生続くものではなく、徐々に色戻りしてしていくものです。

色戻りのスピードは個人差があり、生活習慣や口腔内の状態によって異なります。
白さをできるだけ長く維持するには、着色しやすい飲食物を控え、禁煙し、食後のうがいや歯磨きを丁寧に行うことが大切です。

ホワイトニング直後の白さを維持したい場合は、定期的にホワイトニングを受けることをおすすめします。
歯が白くなると顔周りを明るく見せてくれるだけでなく、心も明るく前向きな気分になります。

ホワイニング専門店 Brilliantでは、定期的に通いやすいよう、歯科医院で受けるよりもリーズナブルな価格でホワイトニングを提供しております。

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