ホワイトニングを行う頻度や持続期間はどのくらい？効果を長持ちさせる方法を徹底解説！

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術をする方法です。薬剤を塗布したあと、特殊な光を照射します。効果の持続期間は３～６ヶ月程度です。歯の表層のみを漂白するため持続期間は短いですが、濃度の高い薬剤を使っているため即効性が高く、１回～３回程度の施術で理想の白さになれるのがオフィスホワイトニングの特徴です。

ホームホワイトニングは歯科医院で専用のマウスピースを作成し、自分で薬剤を塗布して数時間ほど装着する方法です。歯の表面だけではなく、内側の象牙質の黄ばみからじっくりと薬剤を浸透させて漂白していくため、効果の持続期間は６ヶ月～１年と長くなります。ただし、使用する薬剤の濃度が低いため、効果が出るまでには２週間～１ヶ月と時間がかかります。ですが、いったん白くなると効果が長続きするのがホームホワイトニングの特徴です。

セルフホワイトニングはホワイトニングサロンなどで自分自身でホワイトニングをする方法です。セルフホワイトニングは、歯の表面についた着色汚れを除去し、歯本来の色に戻すことを目的としています。そのため本来の歯の色より白くすることはできません。
ホワイトニングの効果の持続期間はセルフホワイトニングサロンで行う場合、2週間～１ヶ月となっています。

オフィスホワイトニングの施術の頻度は１～２週間に１回です。ご希望の白さになったら、白い歯を維持していくために１～３ヶ月に1回の頻度で施術を受けるのが効果的です。ある程度の白さであれば十分という方は、１年に１回の頻度で問題ありません。

オフィスホワイトニングは持続性が低いので定期的なメンテナンスを怠ると、すぐに色戻りしてしまいます。定期的に通院して施術を受け、白さを持続させることが大切です。

ホームホワイトニングは理想の白さになるまでは、週に4日以上～毎日行うのが効果的です。これは薬剤の濃度が低い分、行う頻度が低いとあまり効果を感じられないためです。理想の白さになったら、白い歯を維持していくために週に１回を目安にしてください。

ホームホワイトニングは自宅で行えるため、通院の必要はなく自分のペースで行うことができるため、続けやすいです。

セルフホワイトニングは週に１回の頻度で３～４回繰り返すことで効果を実感する方が多いです。効果を持続させるためには、２週間に１回の頻度で継続するとよいでしょう。

セルフホワイトニングは安価ではじめやすいのがメリットですが、効果を実感できるまで時間がかかるため継続して回数を重ねていくことが必要です。

歯の表面が乾燥した状態だと着色しやすいため、飲食前に水を飲んで歯が潤った状態にしてから飲食するようにしましょう。
また、飲食後や喫煙後にうがいをすることで、歯の表面の乾燥を防いで着色を抑える効果が期待できます。日頃からお口の中の乾燥を感じる場合は定期的に水分を摂取するなど、口内環境を潤いのある状態に保つことが大切です。

ホワイトニング直後は、以下のような色の濃い飲食物は歯の表面に色素が付きやすく、注意が必要です。
・色の濃い飲み物：コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラ
・色の濃い食べ物、調味料：カレー、チョコレート、ブルーベリー、ケチャップ、ソース、醤油　
このような物を口にしたら、食後は早めに歯磨きすること、難しい場合には口をゆすぐだけでも効果的です。ホワイトニング後、一定期間が過ぎたら上記の食べ物や飲み物を摂取しても問題ありませんが食後はすぐに歯磨きしましょう。

喫煙すると、タバコの成分であるニコチンやタールが歯に沈着します。ニコチンやタールは歯の着色の中でも強力な成分なため歯に再沈着しやすく、ホワイトニングの効果が低下してしまいます。できれば禁煙をおすすめしますが、無理な方は本数を減らすなど、喫煙を控えてください。

歯の磨き残しによる歯垢、歯石の沈着も着色汚れの原因になります。なるべく毎食後の歯磨きと丁寧なブラッシングを行い、着色の原因となる汚れをしっかり落としましょう。その時に、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用するのも効果的です。ホワイトニング効果のある歯磨き粉は、歯の表面に付着した着色汚れを浮かせて落とす働きや、着色を付きにくくするよう歯の表面をコーティングする働きがあります。

また、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることも大切です。自分できれいにするには難しい、歯の表面に付着した歯石や着色汚れを除去してもらえます。歯科医院の定期的なメンテナンスは３～６ヶ月に１回のペースで受けるのが目安です。